前向きネガティブ

月の手取りは15万円です。

ゼロ秒思考のメモ書きを37日で762枚書いたのでやり方を紹介する

Cat

 

ゼロ秒思考が話題になっているので1か月以上やってみました。

一日平均20枚以上書いて、非常に効果を実感しています。

下のリンクが実感したものをまとめた記事です。

 

akkeyplus.hatenablog.com

 

効果を簡単にまとめると以下の3点です。

  • 思考が前向きになる、ストレスが減り、余裕ができる
  • 思考を行動につなげるレベルまで落とし込むことができる
  • 思考の量が増えるので、生活のうえでの工夫などが増える

 

私はこのメモ書きで明らかに日々の考え方が変わりました。

皆さんも、ぜひやってみてほしいです。

 

 

 

メモ書きの方法

メモ書きを発案された赤羽さんはフォーマットをきっちり守ることを勧めています。

だまされたと思って、一見意味がなさそうな細かいことも守ってみましょう。

 

準備するもの

  • A4の紙
  • ボールペン(水性のすいすい書けるものが望ましい)
  • 一分測れるタイマー
  • (あったほうがいいものとして)A4の紙を挟めるクリップボード

 メモの書き方

以下の引用と図は発案者・赤羽さんが紹介しているメモの例です。

 

図のメモは、ある大手流通業で、部下1000名ほどの地域本部営業リーダーが書いたものだ。非常に優秀な方で受け答えも普段は素晴らしいが、部下に対してはすぐ怒鳴りつけてしまう。「怒鳴りつけることで部下は萎縮するし、いいことは何もない」と本人は私に話してくれるが、部下に対してはついやってしまう。それをなんとかしようと彼が書いたメモだ。

 

引用元:

【後篇】ゼロ秒思考はメモ書きで身につける|「ゼロ秒思考」のつくり方|ダイヤモンド・オンライン

 

 

上の画像例のように、メモの書き方は

  • まず、左上にタイトルを書き、下線を引く
  • 右端に日にちを書く
  • 下に箇条書きで思いついたことを書いていく
  • 一行20~30字、4~6行書いていく
  • 上4つを1分以内に行う

となっています。

タイトル、日にちを書くときのポイント

タイトルは、なんとなくですが、疑問形がいいと思いますし、私はそれが多いです。なんとなく、そっちのほうが思考が進む気がします。かといって、疑問形でなければ良いタイトルではないというわけではありません。あくまで、なんとなくの話です。無理やり思いついたタイトルを疑問形にするということはしていません。

 

日にちは「西暦-月-日」で書くのが書きやすいでしょう。時間がたったあとにメモを振り返ると、「このときはこんなことで悩んでたんだ」と新しい発見があります。

 

箇条書きで書くときのポイント

思いついたことを、そのまま、なんでも書いていきましょう。思いついたことを、20~30字で具体的に書いたほうがいいです。私はたまに、「このタイトルについて多角的に考えるとどうなるか?」と考え、色んな角度からタイトルについて箇条書きで書こうとしています。

 

そして、ここの箇条書きで出た文章が、次のメモ書きのときのタイトルになったりします。こういうふうに、どんどん一つの事柄を深堀りすることができます。

 

字のきれいさですが、自分が読んでわかる程度で大丈夫です。

なぜ1分で書くのか

理由は時間をかけても考えは深まらないからです。また時間制限をかけて書こうとすることにより、どんどん思考があわただしくなり、早くなっていきます。また、1分という制限があるので、思ったことをそのまま書かざる得ないという点もあります。

 

たまに、メモ書きをしていると「このメモ書きは重要だ」「なんか書いてみたら、想像以上に自分にとって大事なテーマのメモ書きをしている」と感じるときがあります。そういうときは15秒延長して書いています。このメモ書きで15秒延長することは、一週間ないときもありますし、1日に3回以上あるときもあります。

 

メモ書きをやってみると分かりますが、1分で20~30字を4~6行書くのは、非常に難しいです。私は大体、1分でタイトル込みで60~80字ぐらいです。1分で100~120字書こうと努力をすると、非常に負荷がかかるので、書ける書けないは別として、目標としてはちょうどいいと思います。精神論のようですが、心の底から書こうと努力をすることも、メモ書きの大事なポイントでしょう。このように、負荷をかけることによって自分自身が成長できます。

同じタイトル、似たタイトルで何回書いてもいい

同じタイトルでメモ書きしても、同じものを書くとは限りませんし、むしろ新しい発見があることが多いです。似たタイトルで何回も書くことによって、一つのものをいろんな角度から書くことができます。自分が腑に落ちるまで書くことがポイントです。

 

まずは一日10枚やってみよう

赤羽さんは一日10枚、10分メモ書きをやることを勧めています(私がお会いしたときは一日20枚とおっしゃってました)。これも非常に難しいです。一日10枚やっていると、普通は1週間ぐらいでギブアップでしょう。私は、ブログに進捗を載せるというモチベーションがあったので20枚を一か月以上続けられましたが、10枚を毎日やるというのは根気がいります。私は「~時に~枚を目安に書く」というルールを作ってやっていました。

 

過去に書いたメモを見返すことで自分の変化がわかる

メモを書いていって、数か月に一回書いたメモを見返してみると、自分がそのとき悩んでいたこと、考えていたことをまるで別人の視点から見ることができます。新鮮ですし、自分自身の変化、成長を実感できます。こうしたこともモチベーションにつながります。

一辺に10枚やらずに一日で何回かに分けたほうがいい

自分の考えをどんどん深堀していきたいときはいっぺんに10枚でも何枚でも、すっきりするまでやったほうがいいですが、そうでないならいっぺんに10枚やるのは避けたほうがいいです。一日に何回もやったほうがなんとなくいい気がしますし、赤羽さんもそれを勧めています。

私のメモ書きスケジュール例

あくまで私の場合ですが、

  • 朝、出社前に会社近くの喫茶店で5~8枚
  • 昼、仕事の休憩前に午前中の仕事の振り返り5枚前後
  • 夜、一日の振り返りやそれ以外にプライベートをテーマに10枚前後
  • 他は思いついたときにどこでもメモ書きができるようにしています。そのため、クリップボードは常に持ち歩いています。

赤羽さんがお勧めしているペン

発案者の赤羽さんがお勧めしているペンがこちらです。

 

パイロット Vコーン【黒】 LVE10EFB
 

 

このペンは高価ではない上にすいすい書けて、非常にメモ書きに向いているペンです。

私は10本セットのものを買いました。1本あたりが安くなるのでお勧めですし、普通にゼロ秒思考以外でも使えます。 

 

 

個人的なメモ書きのポイント

ここから私がポイントだと思ったことを書いていきます。赤羽さんが推奨しているオフィシャルなもののわけではありません。

 

 ペンは同じ1本を使い続けたほうがいい

理由は、インクが減っていくことにより、モチベーションがあがるからです。インクで換算すると、こんなにいっぱい考えたのかと思うことができます。ペンを使い切ると、とても達成感を感じることができます。

自分のことをメモ書きで考えるのは大事

例えばメモ書きのタイトルで「幸せになりたい」と書くときに、自分にとって幸せとは何か?と考えたり、そもそもなぜ幸せになりたいといきなり自覚したのか?と考えるのは非常に大事です。新しい発見がありますし、大体においてそれは自分の根幹と向き合うことになります。

さいごに

メモ書きは非常に素晴らしい、人生を充実させるメソッドです。メモ書きをして、思考が前向きになると余裕ができます。余裕ができるだけで人生は豊かなものになりますし、他人を気に掛ける余裕がある人が社会にどんどん増えてほしいです。

 

私は新卒で入社した会社で体を壊して去り、知人の知人のところで月120時間ほど働いて糊口をしのいでいます。被害者面を全面に押し出すようで少々気が引けますが、体を壊した理由は上司、先輩たちからのモラハラです。そしてそのモラハラの原因は、その人たちに精神的な余裕がなく、攻撃的になっていたこと、そしてそれが当たり前の、いわゆる文化のようになっていたことなのです。

 

心に余裕がないと、自分の人生を損ねるばかりか周囲も傷つけます。ぜひとも、ここまで読んでくださったみなさんには、メモ書きを用いて、思考を前向きにし、日々を豊かに過ごしてほしいと思います。

 

赤羽さんの著書、ゼロ秒思考はこちら。

 

ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

 

 

 ゼロ秒思考、赤羽さんが書いた「速さは全てを解決する」に関する記事を書きました。
ゼロ秒思考と同じぐらい超おすすめです。

 

 

akkeyplus.hatenablog.com