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ETF・投資信託の分配金を再投資すると損をする可能性が高い

暮らし

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ETF投資信託の分配金を再投資して同じものを購入すると、損をする可能性が高いです。分配金が出ないものに投資しましょう。

理由は、所得税が何度もかかるためです。以下では簡単な例を出して説明していきます。

(注:ETFは分配金が発生しますが、投資信託は分配金が発生するとは限りません)

 

前提:分配金を出すとETF投資信託の価格が下がる

まず単純な話ですが、分配金を出すとETF投資信託の価格が下がります。例えば100円のものから10円分配金が出ると価格は90円になります。

 

参考:「改めて今、分配金について日興アセットマネジメントがお伝えしたいこと」

https://www.nikkoam.com/files/fund-academy/nikkoam-message/pdf/message_2.pdf

 

例:分配金が出るETF「A」と出ない投資信託「B」を考える

分配金が出るETF「A」と出ない投資信託「B」を考えます。このAとBは全く同じ指標「C」と連動すると考えます。また、税金は計算を簡略化するために20%とします。

この二つを最初に100円で買うとします。つまり、Cは現在100円です。

A:100円

B:100円

ここまではAとBに差が出ません。

ここでCが150円になったとします。A、BはCに連動するため、両方とも150円になると思うかもしれませんが、Aは分配金が出ます。ここで10円の分配金が出たとするとAは150円ー10円=140円になります。

A:140円

B:150円

Aの分配金は10円発生しますが、税金が発生するので、10円×20%で2円引かれた金額が手取りです。結果的に、10円―2円=8円をあなたはもらえます。この8円をAに再投資するとAの価格が上がるのでAは140円+8円=148円になります。

A:148円

B:150円

ここまで書けばなんとなく分かりますよね。長期的に見ると分配金が発生するものに再投資すると損をする可能性が高い。

 

実際にAとBをこの状態で売却すると、利益は

A:(148-100)×(1-0.2)=38.4

B:(150-100)×(1-0.2)=40

となります。

このように、分配金を再投資すると、①分配金を受け取るとき、②売却するときで複数回税金がかかります。 

もちろん、投資信託ETFで信託報酬など、コストは全然違いますが、それは0.数%の話。分配金の差額というのははるかに大きいことが多い。

(1月9日訂正、分配金として分配されるお金の割合にもよるため、再投資した際に税金としてなくなってしまう割合と、信託報酬、両方とも計算することが大事です。これについては次の記事が続編です→【実例つき】ETFなどで分配金を再投資する際は『実質的な』信託報酬に注意 - 前向きネガティブ

 

実際はそんな単純な話ではないが、税金がかかることは100%確定している

もちろん、実際は上の例のような単純な話ではありません。しかし税金が発生したものを再投資に回すと、再度税金がかかってしまうのは確実です。

言うなれば、再投資とは何度も税金をかける行為です。せめて分配金を再投資する場合は、分配金が出ないものに投資をしましょう。これなら2回税金がかかる程度ですみます。

 

NISAは非課税だが5年間まで

NISAは確かに税金がかからないので、上の損をするパターンには該当しなさそうですが、NISAは5年間しか効果がないので、長期運用には向いてません。

やはり、分配金の再投資は分配金がでないものにする、というのが無難でしょう。

 

さいごに

こういったことを書いている記事があまりインターネット上に見当たらなかったのですが、もしかして間違ってますか?もしくは常識的なことでしょうか?

私自身、まだまだ勉強中の身なので、どなたか教えて頂けますと幸いです。

 

 こういう記事も書いてます。インデックス投資にはカブドットコム証券がおすすめ、という記事です。

akkeyplus.hatenablog.com

 

 SBI証券のNISA口座を廃止する手順を書いています。私の実体験です。

akkeyplus.hatenablog.com